【オジンから見たダイビング(9) − 最近面白かった本】
2012-08-26


 最近でも読んでいる本は海外ミステリーであるが、相変わらずひでり続きで、未だに「ミレニアム」がひら置きのど真ん中。「ミレニアム3」の2009年7月の発刊から既に3年が経過している。確かに最高に面白かったので納得は出来るが、いかに新しいものが出版されていないかということだろう。最近、ひら置きにある本は、昔のベストセラーの再販本が多い。女流作家の本も相変わらず多いが、ほとんど読まないので目には入らない。

 そんな中で、早川書房のポケット・ミステリー(通称ポケミス)が元気だ。若い頃ハードボイルドが全盛時には良く読んだが、しばらく遠ざかっていた。早川書房の戦略が変ったのかどうかは解らないが、昨年後半あたりから新しいタイプの本がポケミスで出版されており、面白い本が幾つかある。最高に面白かった本を紹介したい。ポケミスは文庫本より縦長でスーツのポケットには少々厳しいかも知れないが、大きな本屋(単行本側)で手にとって見ることをお勧めする。特に、リヴァイアサン・シリーズは中の挿絵を眺めてみて欲しい。

 

1.     特捜部Qシリーズ − ユッシ・エーズラ・オールソン(デンマークの作家)

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[「オジンから見たダイビング」]

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